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02

線状降水帯の
予測精度を高める
新たな気象測器
を開発。

研究職

M・H 2010年入社

技術研究所
第2研究部 電波応用研究室

#開拓者の心をもって
楽しく学び続ける

キャリア

  • 2010年

    入社。開発部に配属。
    船舶用衛星通信機器の変復調ディジタル信号処理を研究。

  • 2014年

    技術研究所へ異動に。
    気象レーダーの豪雨発達予測における降水粒子
    (雨・雪・雹)判別を研究。

  • 2017年

    システムソリューションビジネスユニットへ異動に。
    降水粒子判別ソフトの製品化を担当。
    応用市場も開拓(離島空港向けの実証実験)

  • 2020年

    技術研究所へ異動に。マイクロ波放射計の水蒸気観測
    アルゴリズムの開発、および製品化を担当

  • 2022年〜
    2023年

    産前産後休暇・育児休業取得。

入社の決め手

研究開発職を目指した就職活動。
父がフルノを教えてくれた

研究開発職に就きたいと考え、私は就職活動に臨んでいました。地方への転勤の心配をしたくなかったので、重視していたのは関西に開発拠点があること。そうしたなかで、電子機器関連の企業に勤務していた父がフルノを教えてくれました。そして、フルノについて調べているうちに、「幅広い経験ができそう」と感じました。大規模なメーカーでは研究者の役割分担が細分化しているイメージがあったのに対し、フルノなら研究開発者一人ひとりがさまざまな技術や製品に関われるのではないかと思ったのです。

現在の業務

電波から水蒸気の量を
計測する
マイクロ波放射計を
研究開発

私は気象研究チームでマイクロ波放射計の研究を行っており、水蒸気を観測するためのアルゴリズム開発などを進めています。マイクロ波放射計とは、微弱な電波を観測することで大気中の水蒸気の量や温度を計測できる装置です。
近年、線状降水帯による大雨災害の被害が甚大化しています。そして、線状降水帯の発生を予測するには水蒸気の供給元である海上での観測が重要であることが明らかになりました。そこでフルノの気象研究チームは、気象庁の研究所や大学と連携し、マイクロ波放射計を用いた観測点の拡充に向けた技術開発を進めています。

やりがい

かつてない気象測器の
開発に、
大きなやりがいを
感じる

研究開発を進めているマイクロ波放射計は、今までにないコンセプトで開発している気象測器です。活用できる技術や参考になる情報はほとんどなく、設計方針などはすべてゼロから構築していく必要がありました。また、そのマイクロ波放射計をどのように活用し、市場を広げていくかも自分たちで考えなくてはなりません。そうした挑戦には大きな困難が伴いますが、その分だけやりがいも大きいと感じています。
現在は、新しい連携先を探す目的もあり、積極的に国内外の学会や展示会に参加しています。そうして常に最新の研究動向をキャッチアップし、自分をアップデートしていけるのも、この仕事の魅力のひとつです。

今後の目標

製品開発の枠に
とらわれず、
新たな
ソリューションを
生み出していきたい

現在進めているさまざまな研究機関との共同研究によって、気象予測の精度向上や気象メカニズムの解明に貢献していきたいです。メーカーでありながら、気象測器を開発・販売するだけでないところがフルノの魅力。測器の使われ方までを深く理解し、研究者と一緒に観測を実践し、データ解析やその後の応用システムとの連携にまで関わっていけます。そのように製品開発の範疇を超えて研究に主体的に関わっていくことで、目標を実現していきたいと思っています。
また、そうした研究成果と、当社の強みである船舶関連事業とのシナジー効果によって、新たなソリューションも生み出していきたいです。

One Day Schedule

1日のスケジュール

  • 08:35

    出社

    メールと一日の予定を確認。

  • 10:00

    ミーティング

    ソフトウェア設計の方針について打ち合わせを実施。

  • 11:00

    データ解析・文書作成

    データを解析し、その結果についての報告書などを作成。

  • 12:00

    昼食

    ご飯を食べながらリラックス。

  • 14:00

    社内会議

    担当している業務についての進捗を報告。

  • 15:30

    研究業務

    屋上に設置した機器を使ってソフトの動作を確認。

  • 17:30

    退社

    子どもの保育園のお迎えがあるため、
    定時で業務を終えます。

DAY OFF

オフの過ごし方

休日は子どもと外出するようにしています。平日は保育園に預けているので、帰宅後はご飯を食べさせたりお風呂に入れたりするので精一杯。その分、休みの日はのんびりと一緒に遊びたいと思っています。また、平日にできなかった掃除や片付けもまとめて終わらせるようにしているので、休日の使い方も大切にしています。

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